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2018年6月25日

用語解説

 シンギュラリティ(Singularity、技術的特異点)とは、人工知能が、さらに優れた人工知能を再帰的に創造していくことで、人間を完全に超える圧倒的に高度な知性が生み出されるとする仮説のこと。この仮説は、レイ・カーツワイル氏が著した『シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき』で提唱されている(ちなみに同書籍のエッセンス版もある)。

 この仮説に対しては、各方面からさまざまな賛否両論の主張がある。例えば2014年ごろに、以下のような発言が著名人から飛び出すほど、議論が白熱した。

  • ホーキング博士: 「完全な人工知能の開発は、人類の終焉(しゅうえん)をもたらす可能性がある。」
  • イーロン・マスク氏: 「人工知能によって、人類は悪魔を呼び出そうとしている。人類は悪魔を操ることができると確信しているようだが、実際にはそれは不可能だ。」
  • エリック・シュミット氏: 「機械(や人工知能)が世界を征服するといった心配は正当性を欠く。」

 このように一部の人は、シンギュラリティを人類の危機と考えており、例えば映画『マトリックス』や『ターミネーター』のスカイネットも、シンギュラリティにより生まれた危機的な人類を想像して描かれたフィクションだと言えるだろう。

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